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TA2020-020 DC直結スペシャル(試作品) 試聴 [横濱音羽製作所]

昨日のブログの続きです。

TA2020-020 DC直結スペシャルの詳細については
昨日のブログ(↓これ)をご覧ください。
TA2020-020 DC直結スペシャル
たぶん、世界で一番詳しく書いてあるはず!

今回、このアンプの試作機を借りられたので
ちょっと試聴した感想でも。

横濱音羽製作所1.JPG
上:横濱音羽製作所製ヘッドホンアンプ実験機ML-3J(ジュピター)
下:TA2020-020 DC直結スペシャル (試作品)

今回、TA2020-020 DC直結スペシャルの他にも
ヘッドホンアンプの実験機(実験試作機?)、ジュピターも貸していただきました。
これ。凄かったです!
まだ実験段階のようですが、とにかく凄かったです。
ジュピターのレビューも、機会があれば書きます。

ちょっと話が脱線してしまいましたが、話をTA2020に戻して
まず一番関心のあった音場ですが、ちゃんと前後左右に広がります。
ソウルノートのsa1.0と比べると、左右は広めですが前後はちょっと狭いって感じですかね。
sa1.0は、左右は狭いけど前後は深いから。

音質は明るく軽快で分解能もいいです。
瞬発力もなかなか。
ノイズも全く気になりませんでした。
トライパスのTA3020を使っているデジタルアンプ
AP-70が、かなりノイズがあったので
ちょっと気になっていたのですが、このアンプは大丈夫でした。

ただ、電源を入れてから5秒ぐらいするとポッという音がスピーカーから出ます。
電源を切ったときも3秒ぐらいしてから同じようにポッという音がスピーカーから出ます。
これがPOPノイズってやつなのかな?

低音用にバスブースト機能も付いてますが
低音は充分に出ているので、あまり必要性は感じませんでした。
バスブーストはスイッチでON・OFFが出来るようになっていたので
ON・OFFを切り替えて試してみたのですが
バスブーストをかけると、音場の見通しが途端に悪くなります。
低音がボーカルにも悪さするし、あんまり良いことないような・・・。

中高域は、クリアでのびも良いです。
ボーカル物を聴いているときに、艶っぽい(色っぽい?)音が出てはっとすることも。
解像度感も高いです。

この試作機には、ボリュームをパスするスイッチも付いていて
パワーアンプとしても使えるようになっているので
sa1.0をプリメインとして使い、TA2020をパワーアンプとして試してみました。
セパレートアンプ!

うーん。
sa1.0とつなぐと、ちょっと音が暗くて重くなるような。
まあ、深みが出たっていえなくもないけど
せっかくの明るく軽快な音が・・・。
音の分離もちょっと悪くなったような。
sa1.0のキャラクターがのってるような感じです。

横濱アリスさんのサイトをみると
TA2020-020 DC直結スペシャルはFET差動プリアンプ搭載って事なので
下手なセパレートよりは、単体で使ったほうが良いかも。

sa1.0のプリアンプとしての実力ってどのくらいなんだろう?
プリをもってないので、sa1.0をプリアンプとして使う予定だったんですが
やっぱ、プリ専用じゃないアンプとのセパレートでは
接点が増えるだけで力を発揮しないのかなぁ・・・。

*その後、単体・セパレートで切り替えて何度か聴いてみました。
sa1.0につなぐと、音に深みが出るような感じで第一印象ほどは悪くないと思うようになりました。
でも、わざわざセパレートにするほどではないかなぁって感じです。
音の好みでどっちでも良いってレベル・・・。

ボーカル中心に聴くならsa1.0とのセパレートより単体の方が良く聴こえました。
澄んだ音色で、ボーカルが気持ち良いです!
sa1.0とつなぐと、TA2020アンプのキャラがちょっと隠れちゃう。

上記の感想は12L2につないだときのものです。

次は、うちのメインスピーカー
D101aスワンにつないでみました。

スワンaは10cmフルレンジで89dBと、わりと能率の高いユニットを積んでるんですが
なぜか力のあるアンプでないと、うまく鳴ってくれません。

うちでは、スワンを鳴らすのにデジアンや真空管アンプなど色々ためしましたが
試した中では、ソニーのMOS-FETアンプ、TA-F333ESJが一番でした。
同じソニーのMOS-FETアンプ、TA-F555ESLだとイマイチだったりと
なかなか、鳴らすのが難しいスピーカーという印象があります・・・。

で、TA2020アンプとスワンをつないで聴いてみました。
クリアで見通しの良い音場が広がって、なかなかいい感じでした。

このアンプ、出力は低いみたいですが
スワンが上手く鳴るので、トルク(駆動力)は結構あるんじゃないかと思います。
わりと瞬発力もあります。

ただ、音圧がすごくてエネルギーの塊って感じの音ではないです。
基本は、滑らかで澄んだ音!

俺が今までに購入したデジタルアンプは
大きい音が出た後、それが消えるときの空気感というか余韻というか
そういった響きがイマイチだったんですが
このアンプはそこらへんも、結構上手く処理してくれます。

夜中に、隣に寝ている妻に気を使い小音量で鳴らした時に
小音量(極微音量?)だと、音がちょっと詰まるかなと感じました。
いつも、小音量に強いsa1.0を使ってるからそう感じたのかも。

今回、TA2020-020 DC直結スペシャルの試作品を聴いて
横濱音羽製作所さんが過去に納入したという
トライパスの超絶ハイパーチューンアンプがどういった物だったのか興味津々です。

オーディオ機器は一定のレベルになると、それよりちょっと音質を上げるのに
膨大なコストがかかったりするんですが
それでも、そのちょびっとの音質を求めちゃうのがオーディオマニアの悲しいサガですよね・・・。
アハハハ。

TA2020-020 DC直結スペシャルのキット価格はまだ正式に決まっているわけではないようですが
アンプ基板、電源ユニット、コンデンサー基板、各パーツで、2万円程度を予定しているとの事でした。
それにケースとかボリュームとかターミナルとか追加していくらぐらいだろう。
3万円台後半で収まるぐらい?

このTA2020-020 DC直結スペシャルキットは
トライパスの市販キットのようにネットにレビューがあふれているわけではないので
この試聴記は、出来るだけ客観的に書こうと思ったのですが
アンプのレビューで客観的とかって無理・・・。
つーか、部屋やスピーカーで音質が全然かわっちゃうので
アンプ単体の評価自体が無理!

ちなみに俺、音場・音像優先なので
音色を優先する人とだと、同じ環境で同じオーディオ機器を聴いたとしても
かなり評価が違う可能性もあります。

あ、それと上の方でも書いたけど
ヘッドホンアンプの実験試作機(ジュピター)も借りたので
その感想も、次のブログあたりで書きたいと思ってます。
もう、ビックリ!!

[追記]
上記、TA2020-020 DC直結スペシャル(試作品)のレビューですが
いつも使っているsa1.0やTA-F333ESJ、ソニーのV-FETアンプ改造品などと比べて感想を書いてます。
俺の持ってる同価格帯(3万~4万円)のアンプ(PMA-390AEやProdinoなど)との比較ではないです。
キットなので、同価格帯の完成品と比べると絶賛のレビューになっちゃうから・・・。

今回のようなキット品や自作品などの場合
価格で2~3倍程度開きがあるメーカー製の製品と同等の実力がある事も珍しくないんじゃないですかね。
自分で作るしかないけど、コストパフォーマンスは抜群。

個人的に、デジタルアンプには偏見をもっていますので
横濱音羽製作所さんの製品に共通している
"広い音場と躍動感のある音楽性の高い音がデジタルアンプでちゃんと出るか?"
をチェックしながらの試聴という、ちょっと意地悪な聴き方をしてました。

結果は上に書いたように
音色より、音場や音像を優先する俺が聴いてもほぼ不満のない出来でした。
ボーカル物は、sa1.0よりTA2020アンプの方が良いと感じました。
あの、のびの良い澄んだ音色は癖になります・・・。

本日、アンプをお返ししましたが
自宅試聴という有意義な体験をすることが出来、感謝感謝です。

[追記2] 11/17
TA2020-020 DC直結スペシャルの発売(配布?)が
11月中旬から12月に延期されるようです。
横濱アリスさんで、現在配布中です。

・前後方向の奥行きの向上
・微小音量領域での性能向上
及び、中音域の更なる充実を目標に
チューニング&定数の調整(抵抗やコンデンサーなどの数値の調整)中だそうです。



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コメント 2

きゃーる

龍門さん、こんばんわ^^

大レポートですね!
前後がちょっと狭いですか。
音の見通しがよいと前後結構でると思いますが。。。

ぽっという音はミュート回路かなにか働いて
いるのでしょうか。
デジアンではありませんが、ミュート回路搭載の
LM3886アンプは「ボン」という音がします(汗)

でも試聴のデジアンはクリアでかなりの音見たいですね^^
C/Pもかなり高いのではないでしょうか^^
今まで色々なアンプを聴いていらっしゃる
龍門さんがそれで満足できるか?が問題でしょうね^^
by きゃーる (2010-11-11 23:25) 

龍門

きゃーるさん、こんばんは。

>ぽっという音はミュート回路かなにか働いて
>いるのでしょうか。
うんうん。
よくわからないけど、色々な仕組みがあるんじゃないですかね。

>C/Pもかなり高いのではないでしょうか^^
自作品やキットってコストパフォーマンスたかいですよね。
デジアンなのに、スワンでちゃんと音場が広がったのには
ちょっとびっくりしました。
AP-70じゃ全然ダメだったから・・・。

>龍門さんがそれで満足できるか?が問題でしょうね^^
俺の場合、このキットのライバルはsa1.0+sa2.0だからなぁ。
このアンプはパワーアンプじゃなくて
ちゃんとFET差動プリアンプを積んでるプリメインアンプなので
sa1.0とセパレートにしても、あんまり音質の向上がなくて・・・。
sa2.0なら、sa1.0とダイレクト接続にすれば
出力15Wの無帰環パワーアンプになるので、そっちのがいいのかなと考えてます。

sa2.0って自宅試聴できないのかな?

by 龍門 (2010-11-12 00:49) 

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