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Tripath 初段直結化DCアンプキット [横濱音羽製作所]

前に、試作品を貸して頂いたTA2020-020 DC直結スペシャルが
横濱アリスさんで購入できるようになりました。

正式名称は
Tripath(トライパス) TA2020-020初段直結化DCアンプ・スペシャル
になったのかなぁ。

横濱アリスさんで世界一詳しい解説や
組み立てマニュアルなどを見る事ができます。


ta2020 デジタルアンプキット.jpg
トライパスTA2020デジタルアンプキット。
キット価格は18,950円。
セット内容は基板(パーツ込)と電源ユニットとケミコンボードです。


ケミコン・ボード.jpg
基板と電源ユニットのあいだにはいるケミコンボード。
高性能な超低ESR 小型コンデンサーを36個並列搭載した36000μFのケミコンボードで
横濱アリスさんの説明によると、ただのスイッチング電源を
スーパー高音質電源に変身させるウルトラなケミコンボードだそうです!

このアンプの試作機を試聴して一番印象的だったのは、明るくてクリアで軽快なボーカルでした。
アンプをsa1.0に戻したら、ボーカルが暗く重く感じ、ボーカルを聴くならTA2020DCアンプかなと思いました。

音も滑らかで、音が消える時の粒1つ1つが細かく感じました。
sa1.0の方が粒は粗かったです。

ただ、音の粒の立体感はsa1.0の方がありました。
sa1.0の方が音場が深いと感じたのは、この粒の立体感のためだと思います。
左右の音場の広がりはTA2020 DC直結スペシャルの方が上でした。

TA2020 DCアンプは、借りていた期間の関係で
8時間程度と短時間しか聴き込みが出来なかったのですが
俺が普段使っている10万円程度のアンプ(sa1.0)と比べて
遜色のない性能だと感じました。

このキットはnon-NFB⇔NFBが簡単な変更で選択可能になってます。
ちなみに、試聴にお借りした試作機はNFB仕様でしたが
うちは能率の高いスピーカーが多いので、non-NFBの方が相性がよかったかも。

このキットに、ケースとかボリュームなどを追加してアンプとして完成させると
3万~4万円ぐらいですかね。
通常のトライパスTA2020キットだと、ケース込みで1万円以内程度?
価格差が4倍ほど離れてしまうので
TA2020のハイパーチューンに、どこまで価値を見出せるか
また、トライパスのチップにどれくらい惚れ込んでるかによって
このキットの評価も変わってくると思います。

このキットは、かなり愛情をこめて製作したって事なので
部品数はちょっと多いですが、多くの人にチャレンジしてもらいたいです。

[追記]
昨日、俺が購入した中で一番高いスピーカーケーブルが届いたんですが
SE-200PCI(改)が壊れてしまい、急遽CARAT-PERIDOTを使ってるので
ケーブルの微妙な音の違いとかわかりません・・・。

ヘッドホンアンプ ML-3Jジュピター 実験試作機 [横濱音羽製作所]

ML-3Jジュピター は、TA2020-020 DC直結スペシャルと一緒に
横濱音羽製作所さんから、貸していただいたヘッドホンアンプです。


横濱音羽製作所1.JPG
写真の上に移っているのがジュピターです。
まだ実験機との事ですので、現在は試行錯誤を重ねている状況だと思います。
シャーシにテープがいっぱい貼ってありました。
なんだろう、防振テープかな?

ジュピターは、俺の持っているML-1(横濱アンプ)の次の次にあたるヘッドホンアンプになります。
ML-1(横濱アンプ)→ML-2C→ML-3J(ジュピター)となる予定です。

いやー、実はですね
最近はスピーカーでの再生が中心ですし
ヘッドホンアンプは、ML-1とKA-10SHで満足しているしで
TA2020アンプと一緒に実験開発中のジュピターを送るので
こちらも試聴してみて下さいと言われた時点では、全く興味がわきませんでした。

届いてからもあまり興味がなかったので
興味津々のTA2020アンプは、ブレーカーから直接線を引いているオーディオ専用のコンセントで
ジュピターは電源タップにつなぎました。
セッティングも場所がなかったので、適当にTA2020アンプの上に置きました。

で、AKG 701をつないで試聴してみたんですが、度肝を抜かれました・・・。
DACはSV-192Sを使用。

まず、いきなりガツンと来る低音にびっくり。
わりと量感はあるのに緩む事もなかったので
かなりの駆動力と制動力があるように感じました。

中高域はクリアで、澄み切っていて一点の曇りもないような音。
ここまでクリアで透明な音を聴いたのは初めて。
いつも聴いているボーカルが違って感じる・・・。

音場も凄かったです。
もともと、K701は音場が広いヘッドホンですし
ML-1もKA-10SHも音場再現を得意としていてるアンプなので
ヘッドホンで聴いているときでも
デスクトップスピーカーの方から音が出ているよに感じる事があるのですが
ジュピターで声楽を聴いたら、ソリストの声がスピーカーの後ろから出てきてギョッとしました・・・。

再生プレーヤーも、音場の広いWave File Playerを使っているのですが
それでも、スピーカーの後ろから音が出ているように感じたのは初めてです。

KA-10SHは、ボーカルの再生にすぐれたヘッドホンアンプで
うちでは、ボーカル物を聴くならKA-10SHという感じなのですが
なんか、ジュピターの方がボーカルも気持ちいいような・・・。

うちの場合だと、これ1台あれば
気分やジャンルによって、ヘッドホンアンプを取り替える必要はなくなりそう。

K701の実力も再確認。
アンプのグレードが上がれば、ちゃんとそれに答えてくれるポテンシャルがあります。

ヘッドホンは、部屋とかセッティングで音が左右されないという利点があるので
手軽に高音質を手に入れられます。
今回は、まざまざとスピーカーとの音質差を見せ付けられた気分です。
今まで、ちょっとずつ近づいてきたと思っていたのですが
一気に、軽く十馬身は離されたような気が・・・。

まあ、そのくらいインパクトのある音でした。

ジュピターは、価格も高くなりそうで(ML-1の2倍以上?)
試聴なしで衝動買いするには厳しい金額になると思います。
このヘッドホンアンプが売れないってのは、非常のもったいないので
完成したら、どうにか試聴できるようにして、多くの人に体験してもらいたいです。


[追記]
試聴した機種は、実験機の試作1号機だそうです。

[追記2]
気になっていたトライパスの超絶ハイパーチューンアンプの内容を教えてもらいました。
想像の遥か上でした。
140Aのバッテリーを2個搭載とか・・。
普通車のバッテリーって140Aないですよね?

TA2020-020 DC直結スペシャル(試作品) 試聴 [横濱音羽製作所]

昨日のブログの続きです。

TA2020-020 DC直結スペシャルの詳細については
昨日のブログ(↓これ)をご覧ください。
TA2020-020 DC直結スペシャル
たぶん、世界で一番詳しく書いてあるはず!

今回、このアンプの試作機を借りられたので
ちょっと試聴した感想でも。

横濱音羽製作所1.JPG
上:横濱音羽製作所製ヘッドホンアンプ実験機ML-3J(ジュピター)
下:TA2020-020 DC直結スペシャル (試作品)

今回、TA2020-020 DC直結スペシャルの他にも
ヘッドホンアンプの実験機(実験試作機?)、ジュピターも貸していただきました。
これ。凄かったです!
まだ実験段階のようですが、とにかく凄かったです。
ジュピターのレビューも、機会があれば書きます。

ちょっと話が脱線してしまいましたが、話をTA2020に戻して
まず一番関心のあった音場ですが、ちゃんと前後左右に広がります。
ソウルノートのsa1.0と比べると、左右は広めですが前後はちょっと狭いって感じですかね。
sa1.0は、左右は狭いけど前後は深いから。

音質は明るく軽快で分解能もいいです。
瞬発力もなかなか。
ノイズも全く気になりませんでした。
トライパスのTA3020を使っているデジタルアンプ
AP-70が、かなりノイズがあったので
ちょっと気になっていたのですが、このアンプは大丈夫でした。

ただ、電源を入れてから5秒ぐらいするとポッという音がスピーカーから出ます。
電源を切ったときも3秒ぐらいしてから同じようにポッという音がスピーカーから出ます。
これがPOPノイズってやつなのかな?

低音用にバスブースト機能も付いてますが
低音は充分に出ているので、あまり必要性は感じませんでした。
バスブーストはスイッチでON・OFFが出来るようになっていたので
ON・OFFを切り替えて試してみたのですが
バスブーストをかけると、音場の見通しが途端に悪くなります。
低音がボーカルにも悪さするし、あんまり良いことないような・・・。

中高域は、クリアでのびも良いです。
ボーカル物を聴いているときに、艶っぽい(色っぽい?)音が出てはっとすることも。
解像度感も高いです。

この試作機には、ボリュームをパスするスイッチも付いていて
パワーアンプとしても使えるようになっているので
sa1.0をプリメインとして使い、TA2020をパワーアンプとして試してみました。
セパレートアンプ!

うーん。
sa1.0とつなぐと、ちょっと音が暗くて重くなるような。
まあ、深みが出たっていえなくもないけど
せっかくの明るく軽快な音が・・・。
音の分離もちょっと悪くなったような。
sa1.0のキャラクターがのってるような感じです。

横濱アリスさんのサイトをみると
TA2020-020 DC直結スペシャルはFET差動プリアンプ搭載って事なので
下手なセパレートよりは、単体で使ったほうが良いかも。

sa1.0のプリアンプとしての実力ってどのくらいなんだろう?
プリをもってないので、sa1.0をプリアンプとして使う予定だったんですが
やっぱ、プリ専用じゃないアンプとのセパレートでは
接点が増えるだけで力を発揮しないのかなぁ・・・。

*その後、単体・セパレートで切り替えて何度か聴いてみました。
sa1.0につなぐと、音に深みが出るような感じで第一印象ほどは悪くないと思うようになりました。
でも、わざわざセパレートにするほどではないかなぁって感じです。
音の好みでどっちでも良いってレベル・・・。

ボーカル中心に聴くならsa1.0とのセパレートより単体の方が良く聴こえました。
澄んだ音色で、ボーカルが気持ち良いです!
sa1.0とつなぐと、TA2020アンプのキャラがちょっと隠れちゃう。

上記の感想は12L2につないだときのものです。

次は、うちのメインスピーカー
D101aスワンにつないでみました。

スワンaは10cmフルレンジで89dBと、わりと能率の高いユニットを積んでるんですが
なぜか力のあるアンプでないと、うまく鳴ってくれません。

うちでは、スワンを鳴らすのにデジアンや真空管アンプなど色々ためしましたが
試した中では、ソニーのMOS-FETアンプ、TA-F333ESJが一番でした。
同じソニーのMOS-FETアンプ、TA-F555ESLだとイマイチだったりと
なかなか、鳴らすのが難しいスピーカーという印象があります・・・。

で、TA2020アンプとスワンをつないで聴いてみました。
クリアで見通しの良い音場が広がって、なかなかいい感じでした。

このアンプ、出力は低いみたいですが
スワンが上手く鳴るので、トルク(駆動力)は結構あるんじゃないかと思います。
わりと瞬発力もあります。

ただ、音圧がすごくてエネルギーの塊って感じの音ではないです。
基本は、滑らかで澄んだ音!

俺が今までに購入したデジタルアンプは
大きい音が出た後、それが消えるときの空気感というか余韻というか
そういった響きがイマイチだったんですが
このアンプはそこらへんも、結構上手く処理してくれます。

夜中に、隣に寝ている妻に気を使い小音量で鳴らした時に
小音量(極微音量?)だと、音がちょっと詰まるかなと感じました。
いつも、小音量に強いsa1.0を使ってるからそう感じたのかも。

今回、TA2020-020 DC直結スペシャルの試作品を聴いて
横濱音羽製作所さんが過去に納入したという
トライパスの超絶ハイパーチューンアンプがどういった物だったのか興味津々です。

オーディオ機器は一定のレベルになると、それよりちょっと音質を上げるのに
膨大なコストがかかったりするんですが
それでも、そのちょびっとの音質を求めちゃうのがオーディオマニアの悲しいサガですよね・・・。
アハハハ。

TA2020-020 DC直結スペシャルのキット価格はまだ正式に決まっているわけではないようですが
アンプ基板、電源ユニット、コンデンサー基板、各パーツで、2万円程度を予定しているとの事でした。
それにケースとかボリュームとかターミナルとか追加していくらぐらいだろう。
3万円台後半で収まるぐらい?

このTA2020-020 DC直結スペシャルキットは
トライパスの市販キットのようにネットにレビューがあふれているわけではないので
この試聴記は、出来るだけ客観的に書こうと思ったのですが
アンプのレビューで客観的とかって無理・・・。
つーか、部屋やスピーカーで音質が全然かわっちゃうので
アンプ単体の評価自体が無理!

ちなみに俺、音場・音像優先なので
音色を優先する人とだと、同じ環境で同じオーディオ機器を聴いたとしても
かなり評価が違う可能性もあります。

あ、それと上の方でも書いたけど
ヘッドホンアンプの実験試作機(ジュピター)も借りたので
その感想も、次のブログあたりで書きたいと思ってます。
もう、ビックリ!!

[追記]
上記、TA2020-020 DC直結スペシャル(試作品)のレビューですが
いつも使っているsa1.0やTA-F333ESJ、ソニーのV-FETアンプ改造品などと比べて感想を書いてます。
俺の持ってる同価格帯(3万~4万円)のアンプ(PMA-390AEやProdinoなど)との比較ではないです。
キットなので、同価格帯の完成品と比べると絶賛のレビューになっちゃうから・・・。

今回のようなキット品や自作品などの場合
価格で2~3倍程度開きがあるメーカー製の製品と同等の実力がある事も珍しくないんじゃないですかね。
自分で作るしかないけど、コストパフォーマンスは抜群。

個人的に、デジタルアンプには偏見をもっていますので
横濱音羽製作所さんの製品に共通している
"広い音場と躍動感のある音楽性の高い音がデジタルアンプでちゃんと出るか?"
をチェックしながらの試聴という、ちょっと意地悪な聴き方をしてました。

結果は上に書いたように
音色より、音場や音像を優先する俺が聴いてもほぼ不満のない出来でした。
ボーカル物は、sa1.0よりTA2020アンプの方が良いと感じました。
あの、のびの良い澄んだ音色は癖になります・・・。

本日、アンプをお返ししましたが
自宅試聴という有意義な体験をすることが出来、感謝感謝です。

[追記2] 11/17
TA2020-020 DC直結スペシャルの発売(配布?)が
11月中旬から12月に延期されるようです。
横濱アリスさんで、現在配布中です。

・前後方向の奥行きの向上
・微小音量領域での性能向上
及び、中音域の更なる充実を目標に
チューニング&定数の調整(抵抗やコンデンサーなどの数値の調整)中だそうです。



TA2020-020 DC直結スペシャル [横濱音羽製作所]

ちょっと前のブログに書いた、デジタルアンプが届きました。

ことの始まりは、横濱音羽製作所さんから届いた1通のメールでした。
ML-1(横濱アンプ)の保障期間が1年保障から5年保障に延長されるという内容だったのですが
そのメールの中に、余談としてデジタルアンプのキットを出す予定という事がちょろっと書いてあり
「なぜ?」という気持ちで好奇心がわきました。

横濱音羽製作所さんの作るアンプは
見通しの良い広い音場と躍動感のある音楽性の高い音質で
とても気に入ってます。

ガレージメーカー製のアンプは、製作者のポリシーや音の好みが強く出るので
メーカー製のように最大公約数的な無難な音ではないので面白いです。

実は、俺がメーカー製よりガレージメーカーの物や
自作品のアンプやDACやスピーカーを好むようになったのは
横濱音羽製作所さんのML-1を購入したのがきっかけだったりします。

なので、当然次のアンプも同じポリシーで製作されるんだろうと思ってましたが
なぜ、デジタルアンプのキットなんだろうと不思議でした。

デジタルアンプだと
音場は前後に広がらないし能面のような無表情な音になるんじゃ・・・。

デジタルアンプは巷での評価が高いので
実際に2機種ほど購入してみましたが、どちらも期待はずれでした。
音の好みは千差万別で、実際に自分の環境できいてみないと
本当のところはわからないということを思い知らされました・・・。

うちは能率の高いスピーカーが多いので、デジタルアンプのよさが出なかったのかもしれませんが
クリアだけど躍動感のない平べったい音で、すぐに使わなくなりました。

そういった経緯もあり、好奇心からすぐに自分のデジアンに対する印象などを書いて返信しました。

その後、何度かメールでデジタルアンプキットの説明をしてもらい
さらに、試聴までさせてもらえる事になりました。
自宅試聴とか初めて!
ドキドキ・・・。

このデジタルアンプは横濱音羽製作所さんがプロデュースという形で
横濱アリスさんというサークル(?)から今月中旬12月中旬に発売(配布)予定のようです。
現在配布中です。
名前はずばり、TA2020-020 DC直結スペシャル。
名前からもわかるように、トライパスのTA2020を使用したアンプです

トライパスのチップを使用したデジアンのキットは
若松通商さんから発売されていて、わりと評価も高かったはず。
でも、トライパスって倒産しちゃったんじゃなかったっけ・・・。

俺、スワンを鳴らすために
トライパスのta3020を使ったAP-70を買ったのですが
つまらない音ですぐにつかわなくなりました。
スワンとは(俺の好みとは?)相性がよくないようでした・・・。

以下、横濱音羽製作所さんからの説明を転載いたします。
*太字が転載部分です

トライパス社のデジタルアンプIC:TA2020-020を使ったパワーアンプのキットです。 かなり、いまさら感があるものですが このチップ、いじればいじるほどとてつもないポテンシャルを発揮します。 最初は少し遊ぶつもりが、つい(私の)悪乗りが過ぎて部品数230を超える 全く難儀なハイパーチューンキットになってしまいました。 これではとても手軽さが身上のデジタルアンプとはいえませんが そのかわりデジタルアンプとは思えないほどの驚くほどの描写力を持っています。

この説明を聞いて、ちょっとクラっときました。
俺、こういう説明に弱くて・・・。
もう、妄想全開モードになっちゃう!!

これで本格的に興味がわき、何度かメールで質問して
詳しく解説してもらいました。

わからない事も多いのですが
なかなか良さそうなアンプに感じました。

たぶん、俺の試聴記よりも参考になると思うので
以下、また横濱音羽製作所さんからの説明を転載します。
*太字が転載部分です

経験上、デジタルアンプは一定の水準以上の音質を得ることは極めて容易なようです。 大変クリアな音質を持っているため、市販の安価なアンプでも比較的評価は高いようですね。 特に最近の低音再生を重視した、重い振動板を持つスピーカーを強力にドライブしますから そういったスピーカーのユーザーからは評価が高いかもしれません。>

しかしながら、デジタルアンプは高周波回路であるため、その音質を極めようとすると 電源システムや基板配線パターンなどの基礎技術に対して、要求水準が急激に高くなります。


トライパスもデータシートに載っているメーカー指定の使い方では充分な能力を発揮できません。 いまだに優秀なチップであるのに実にもったいないです。 最近のデジタルアンプのチップはコストダウンが優先されていて、 お金をかけて音質を追求しているチップが少ないのです。 トライパスのチップはデジタルアンプの原型機に近いアーキテクチャーを採用しているので、 ユーザーが使い方を工夫できる余地があり、頑張ればかなりのハイエンド・アンプを製作することが可能です。

いかに優秀なトライパスのチップでも電源に気を遣わないと実に平べったい音を出します。 クリアでパワフルなんだけども情緒の無い音です。 ○○さんのおっしゃるように空間の広がりのない音になります。定位だけはいいんですけどね。

特に○○さんがお使いの高効率で繊細なスピーカーだとこの問題はより顕著に出そうですね。 はっきりくっきりだけど、奥行きの無いつまらない音でしょうか?


というわけで、数年前にトライパスの超絶ハイパーチューンアンプを製作して納品したことがあります。 今回のキットは、その技術をキット用に製作・調整しやすいように焼き直ししたものなんです。 超絶チューンのままでは、あまりにもコストがかかりすぎ製作も難しすぎますので… ちょうど、トライパスで遊ぶことになったので、ちょうどいいかなと。 それでも部品数がかなり多いのでちょっとやりすぎた感はありますが…

チューンされた項目はこんな感じです。

・DCアンプ化  トライパスは入力にバイアス電圧がかかっているためにカップリングコンデンサーが必要です。  バイアス電圧に自動追従するFET差動回路による高音質直結回路を開発することでカップリングコンデンサーを排除しました。  入力から出力までをDC直結アンプとすることで高音質化。繊細。情報量アップ。低音強化。

・各部独立電源化  トライパスにはパワー電源、デジタル電源、アナログ電源の独立給電化が可能です。 但し、メーカー指定の方法ではないため、各部の立ち上げタイミングを誤るとチップ内部で絶縁破壊が起きます。 充分な高周波対策を採れば高音質化が可能。全体のクオリティーアップにかなり有効です。

・アースの分離  トライパスは高出力の高周波回路であるために、パルスノイズの飛びつき対策として アナログ回路とデジタルパワー回路のアースを完全に分離しフェライトビーズ(高周波を熱に変えて吸収します)を介して一点接続。 音の滑らかさ、上質さが格段に向上します。

・バスブースト回路  低音が弱い、と言われることの多いトライパスのために低音の増強回路を備えています。 セッティングの変更もできます。DCアンプ化で低音が良く出るようになったので不要かも…

・DCサーボ  DCアンプ化したことで出力から直流が漏れ漏れになってしまいます。 スピーカーを焼いてしまうと大変なのでDCサーボで直流漏れを自動で押さえ込みます。 音質に影響を与えないために超低周波DCサーボを使用します。

・出力保護リレー  メーカー指定の使い方を大幅にたがえているので万が一の事故に備えます。 DCサーボの能力を超えて直流漏れが発生した場合や、電源電圧が低下して回路動作が不安定になる場合にスピーカーを緊急遮断します。 また、電源投入時には回路動作が安定してからスピーカーを接続する遅延機能も備えます。

…と、まあ、かなりのてんこ盛りです。安全装置まで完備しているので、通常であれば、 これはキットではなく製品となるものですね。完全にハイエンドの音質になりましたし。

皆さんには是非頑張って(挫折せずに)作ってもらいたいものです。 はたして何人がチャレンジしてくださるか楽しみでもあり、心配なところでもあります。

ところで、このアンプは電源に対して非常に高い性能を要求します。 試しに普通の電源で動かしてみると、びっくりするほどつまらない音が出ました。 なので、やはりよい音で聴いていただきたいので、ちょっと変則的ですが、今回 は別に電源基板とコンデンサーー基板をセットにすることにしました。 (実は起動時の突入電流が大きすぎて、市販のACアダプターでは起動すらしませんでした…) ユーザーはコンセントからAC100Vを直接繋ぐことになります。

最初の説明でクラっときたのですが
何度か説明してもらってるうちにクラからクラクラになりました。


2020-020 DC直結スペシャル1.jpg
上:市販トライパスキット。
下:TA2020-020 DC直結スペシャル(試作中)基板。
この写真の基板は試作中の物で、実際はさらに大きくなる予定だそうです。

2020-020 DC直結スペシャル4.jpg
組み立て後は、こうなるみたいです。
高性能なトロイダルインダクターを採用してあるって書いてありました。

以下、説明転載
*太字が転載部分です

写真に写っている赤っぽいリング状のパーツがトロイダルインダクターです。 構造的には電源トランスの親戚ですね。ここでは、トライパスの出力フィルターを構成しています。 説明がややこしくなるのですが、トライパスが出力するパルス信号を 滑らかな音楽信号に変換(復調と言います)してスピーカーに受け渡す役割を持っています。 インダクターとしてはトロイダルが最も理想的なものなので採用しています。

もう少し説明させていただくと、アナログアンプはスピーカーと電源の間にトランジスター(やFET)が割り込む構造をしています。 そして、トランジスターの電気抵抗を音楽信号にあわせて滑らかに変化させることで 電源からスピーカーにパワーを送り込みます。 その際の滑らかさや変化の仕方はトランジスターの特性に依存します。 一方、デジタルアンプはスピーカーと電源の間にFETが割り込む構造をしている点では アナログと同じなのですが、FETがオンかオフかのスイッチング動作をします。 このことからもスイッチングアンプなどとも呼ばれています。 このとき、出力はパルス状になりますが、これは復調フィルターで簡単に音楽信号に戻すことができます。 アナログに比べると、一見不自然な方法ですが大きなメリットがあります。 FETがオンになったとき、その抵抗値は大変に低いため、ほとんどスピーカーと電源が直結している状態とみなせます。 つまり、FETの特性の影響を受けにくいのです。 FETの抵抗が極小と言うことは電流雑音が発生せず、FETが発熱しないため熱雑音の発生も抑えられます。 また、スピーカーのドライブ能力も高くなります。

当然、このような仕組みなので、電源への要求性能はとても高くなります。 電源の音を聴いているアンプだとも言えるかもしれません。

ここまでくると、なにがなんだか・・・。
まあ、なんか色々と工夫をしてあるんでしょ。
きっと・・・。

このアンプの試作機(?)を2日ほど試聴したましたので
感想を書く予定だったのですが、説明の転載だけで
予想外に長くなってしまったので
試聴した感想は、明日のブログで書きます。

つづく

横濱音羽製作所からメールが [横濱音羽製作所]

ここで何度か横濱アンプの事を書いてますが
2月13日の記事で書いた

>このアンプを落札してから届くまでのあいだ
>待ち遠しかったので、説明に書かれていた
>ローノイズトランジスタを採用とかnon-NFB電源を左右独立搭載とか
>電源ノイズ対策として二段CRフィルターを搭載ってのが
>音質にどのような効果を及ぼすのか検索して調べていたんですけど
>結局、どんな効果があるのかわかりませんでした・・・。

>電源2個あれば1個よりはいいだろうとか
>二段なら一段よりいいだろうとか
>ローノイズだから、ノイズ少ないんだろうとか
>想像を膨らますだけの結果に終わりました。

>わかる人います?

これを横濱アンプの製作メーカーである、横濱音羽製作所さんが読んでくださったようで
この部分についての説明をメールで頂きました。

ーここから転載ー

①ローノイズ化することで、埋もれてしまう音楽信号を拾い上げ見通しを良くします。
 (素子の中で発生するローレベルのノイズというものは直接に聴こえるものではなく信号の“劣化”という形で現れます。
 汚れた窓ガラスやレンズを通して景色をみても、細かいものが見えずに目立つものしか見えませんよね?)
②あわせてチャンネルセパレーションを向上させることでパースペクティブ(遠近感、立体感)を向上させます。
③立ち上がりが鋭く過渡特性の優れる電源システムを使用し情報量を上げます。
④急所にDALE社のNS-2Bを使用する。
 歪み感が無く透明感のある超高域が持ち味です。本機は数Hzから100kHz程度まで周波数特性が伸びているため
 アバレのない聴感上の高域特性を得るためにかなり重要です。ただし、NS-2Bは図体が大きいため輻射ノイズの
 影響を受けやすく多用は禁物です。

と、ここまではセオリーどおりです。

しかし…、アンプに限らず情報量を増すために“性能”を単純に上げてゆくと
『どう?オレってスゲー高性能だろ?ホラホラァ、たまんないだろぉ?』
…と、いうような、なんといいますか、ハナモチナラナイ音になることがあります。

そこで
⑤他に非常識系のチューニングとして
 ・素子が最大の性能を発揮できるポイントをわざとはずして使用している箇所があります。
 ・メーカーの指定する使用法に従っていない素子があります。※それで壊れる可能性はありません。
 ・いまどき使われないシーラカンスのような回路技術を使っている箇所もあります。

これらによってキラキラとした輝きのある高域や、高性能でありながら、
鼓膜に優しくなじんでくるような“ウェット”で艶のある音を再現しているのです。
もっとも、これは私の主観でのチューニングですが、

本機はもともと海外旅行が多い方のために、
 『船室やホテルで夜にゆっくりと、
  お酒でも飲みながら、
  ひとり身体を休めながら、
  音楽に浸って一日の最後を愉しみたい。』
という目的で開発されました。
ですから、ゆったりと癒されるような音場を再現したかったのです。
夜にひとり愉しむ、ということで本機の開発中の名前は『Moonlight』と呼ばれていました。
本機は当製作所の製品の中で唯一、海外で使用されているものです。

ーここまで転載ー

コードネームはMoonlighかぁ。
絶対に横濱アンプじゃないだろうとは思っていたけど・・・。

あと、音場の広さや瞬発力、ヴォーカルに艶というか輝きがのるのは
最初に聴いたときから感じてましたが、こうして詳しく説明してもらえると
うん、そういえば鼓膜に優しくなじんでくるような“ウェット”で艶のある音を再現しているよな
とか
ゆったりと癒されるような音場を再現してるよな
って思えてくるから不思議です。
俺の20%は信じる心で出来ているから!
その他が20%で、残りの60%は物欲と煩悩。

ところで、ウェットってなに?


横濱音羽製作所 ディスクリート回路ヘッドホンアンプ その2

横濱音羽製作所 ディスクリート回路ヘッドホンアンプ その1


横濱音羽製作所 ディスクリート回路ヘッドホンアンプ その2 [横濱音羽製作所]

前に横濱アンプのファーストインプレを書きましたが
今回はレビューというか感想でも。

このアンプは、俺が「ディスクリートアンプ欲しい欲しい病」に冒されている時に
たまたま、ヤフーオークションに出品されていたのを落札しました。

オークションでは、
「ディスクリート回路・左右独立電源搭載、高音質ヘッドホンアンプ」
という商品名で出品されていて、正式な製品名や品番が分からなかったので
横濱音羽製作所のヘッドホンアンプだから横濱アンプでいいや
と、安易に名づけました・・・。

アンプ3.jpg
まず外観ですが、正面はチーク無垢材
外装は2種類の本皮で仕上げてあり
仕上げのクオリティーもかなりのものです。

機能美を追及したデザインが多い中
このクラシカルで趣味性の高いデザインは異彩を放ってます。

入力はRCA(ピン)端子のみ、出力はヘッドホン端子のみと
ヘッドホンアンプに特化した造りになってます。

現在の横濱アンプの再生環境は
SE-200PCI 改造スペシャルとRCA(ピン)ケーブルで接続
ヘッドホンはAKG K701。
RCA(ピン)ケーブルはモガミの2473です。

このSE-200PCIスペシャルもヤフオクで落札したのですが
PCで最高の音を聞きたくて作ったとの事で
オペアンプはもちろん、コンデンサから抵抗まで交換してあります。
出品者さんいわく
もし、これでもDAC欲しい欲しい病が治らなければ
DACやCDプレーヤーをレンタル可能なショップで借りて、自宅で聞き比べてください
そうすれば、たぶん治ります。
と言わしめるほどの渾身の作品。
今では俺のパソコンオーディオ三種の神器の一角です。

ヘッドホンはK701 広い音場と優しい音が気に入ってます。
深夜、仕事から帰って音楽を聴くことがおおいので
K701の優しい音は疲れを癒してくれます。
再生環境をあげれば、それにちゃんと答えてくれる懐の深さも魅力。
これも三種の神器の一角。

前置きが長くなってしまいましたが
一番かんじんな、横濱アンプの音質はというと

まず音場ですが、広くてしかも立体感があります。
音の分離が良く、しかも中域の密度、情報量がすごいので
広い音場にぶ厚い音が響きわたります。

以前に使っていたCARAT-PERIDOTと比較すると
PERIDOTは自分の耳の位置から音場が広がるのに対し
横濱アンプは、一歩はなれたところから音場がひろがり
その一歩分奥まで広がります。
たとえるなら、PERIDOTはステージ上で演奏を聴いている感じで
横濱アンプは最前列で聴いているって感じでしょうか。

ただ、音場の広さは互角なのですが立体感が違うので
横濱アンプからPERIDOTに変えると音が薄っぺらく感じられます。

あとは、瞬発力ですかね。
一瞬の静寂のあとに強い音が立ち上がる時などにドキっとします。
しかも、その後の余韻の表現も上手です。
繊細な音の響きなども、ちゃんと感じられます。
これは、微弱な信号もきっちり再生してるからかな?
静と動の表現力は、かなりのものだと思います。
優しい音と相まって、ついつい音量を上げたくなります。

この瞬発力、余韻、響き、音の分離感などがあいまって
音に立体感があるというか深みがあるというか
上手く表現できませんが、俺の好みの音を奏でてくれます。

気になる点としては
ファーストインプレでも書きましたが
エコーもリアルに再生してしまうので、強めにかかっている曲だと気になります。

あとは、
このアンプは、決してキレが悪いって訳ではないのですが
PERIDOTのようにキレやメリハリで聴かすタイプではないです。
そういった音が好みだと合わないかも。

最後に感想をまとめると
広い音場。
響きや余韻の表現がなんともいえず良い感じ。
音の分離がいいし情報量も多いので音の密度感がすごい。
音場が一歩先から広がるのは好みが分かれそう。
音に艶というかヴォーカルに独特の輝きがのる。
中・高価格帯のアンプは持ってないので他と比べてどうかはしらない。
でも、比べる気にもならないぐらい気に入ってる。
俺のオーディオ三種の神器の頂点であり、俺の宝。

このアンプはコストや大きさなど
色々な制約の中で作られたとおもうのですが
その制約の中でも極限まで妥協せずに作ったんだろうなと感じてます。

ヤフオクの出品ページに、いろいろ詳しい説明が書いてあったのですが
俺、回路の事とか全然わからないので、単純に音を聴いてそう思っただけだけど。
アンプ製作者の追求した音と、俺の求めていた音が近かったってのは間違いないと思う。

まあ、横濱アンプのおかげで
やっと俺のヘッドホンアンプ欲しい欲しい病も完治しました。
でも、もし横濱アンプの上位機種があった場合は再発するかも・・・。


[追記]

落札後、出品者さん(横濱音羽製作所)から聞いた話では
ネット販売は今回が初めてで実験的な出品だったそうです。
でも、今後もネット販売を考えているという事だったので
またヤフオクに出品されるんじゃないかと思ってます。
もしかしたら、横濱音羽製作所のサイトを作って通販とかってなるかもしれないけど。


横濱音羽製作所 ディスクリート回路ヘッドホンアンプ (番外編) [横濱音羽製作所]

今日は、ずっとアンプのエージングしてました。
久しぶりに、大音量で長時間のヘッドホンリスニング。
難聴怖い・・・。
耳は大事にしないとね。

まだ5時間ぐらいしか聞いてないんだけど
なんか、音が変わってきたような気がする。
アンプってヘッドホンよりエージングで音の変化が大きいような気がするんだけど
気のせいかなぁ。

このアンプを落札してから届くまでのあいだ
待ち遠しかったので、説明に書かれていた
ローノイズトランジスタを採用とかnon-NFB電源を左右独立搭載とか
電源ノイズ対策として二段CRフィルターを搭載ってのが
音質にどのような効果を及ぼすのか検索して調べていたんですけど
結局、どんな効果があるのかわかりませんでした・・・。

電源2個あれば1個よりはいいだろうとか
二段なら一段よりいいだろうとか
ローノイズだから、ノイズ少ないんだろうとか
想像を膨らますだけの結果に終わりました。

わかる人います?

唯一、検索で成果が出たのが
無誘導巻線抵抗として世界的に有名なDALE社のNS-2Bを合計8本採用
という説明で、調べてみたらその名の通り普通の抵抗でした。

でも、その値段が普通じゃない。
抵抗の相場って100個で200円ぐらいだと思っていたので
この抵抗の値段を見たときは、びっくりしました。

本当に桁が違う。
しかも二桁。
抵抗なのに1個で500円ぐらいするって書いてある。
しかも、抵抗のレビューまであって評価もかなり高い。

横濱アンプは開始価格で落札出来たんですけど
もしかしたら、開始価格はかなり安かったのかも。

俺が横濱アンプを開始価格で落札できたのは
運が良かったって他にもいろいろと理由があると思います。
開始価格が中価格帯のアンプの値段だったことや
評価のある程度固まっているメーカー品ではないって事
上に書いてあるような説明を見ても
俺と同様に、わからない人が多かったのだろうって事や
横濱音羽製作所で調べても
1件も検索に引っかからないって事などなど。

低価格ならまだしも、中価格帯で
全くレビューや紹介のページがないアンプを
ヤフオクの商品説明文だけで買うっていうのは
一種ギャンブルみたいな感じでちょっと尻込みしちゃうんじゃないかと思います。

俺の場合は、Shanling PH-100を落札出来なかったショックが後押ししてくれて
予算オーバーだったけど、なかば勢いで入札しちゃいました。
でも、横濱アンプには満足しているので結果オーライって事で。
おかげで、PH-100欲しい欲しい病も完治しましたし。

唯一困っているのは
専用DAC欲しい欲しい病が発病してしまった事です。
そろそろ妻が爆発しそうだってのに・・・。

横濱アンプのファーストインプレは↓ここに書いてあります。
横濱音羽製作所 ディスクリート回路ヘッドホンアンプ その1

横濱音羽製作所 ディスクリート回路ヘッドホンアンプ その1 [横濱音羽製作所]

ヤフオクで落札したヘッドホンアンプが届きました。

アンプ3.jpg

このブログでも何度か話題にしましたが
音響機器製作のガレージメーカー、横濱音羽製作所製作の
ディスクリート方式のヘッドホンアンプです。

大きさはCARAT-PERIDOTより一回り大きい程度で
質感はかなり高いです。

正面はチーク無垢材、外装は2種類の本皮で仕上げてあります。
しかも、天板、側面だけでなく底面にまで。
材質だけでなく、仕上げのクオリティーも高く
箱から出したときのずっしりとした重みと相まって
高級品を買ったという感じがして、なんか嬉しくなったりしてました。

外観は、機能美を追求したアンプとは対極にある
クラシカルで味のある装いです。
こういった趣味性の高い仕様は、ガレージメーカーならではじゃないかな。

外装に、これだけのこだわりを見せられると
いやでも、音への期待も高まります。

早速、その横濱音羽製作所のヘッドホンアンプ(便利上、横濱アンプと呼びます)を
CARAT-PERIDOTにピンケーブルでつないで聴いてみました。

さっき届いたばかりで、まだレビューするには早いのですが
最初に聴いた感想を忘れないうちに書いておきたいので
今日は、簡単なファーストインプレッションというか第一印象のみで。

横濱アンプを聴いた第一印象は
・鮮明でスケール感あふれる音。
・低域が豊かに響く。
・鋭いアタック。
・音の密度、情報量がすごい。
・静と動の表現が上手い。
・各楽器がちゃんと独立して鳴っているのがより感じられる。
(ヘッドホンはAKG K701使用)
です。

PERIDOTにつないで聴くと
とにかく、音の情報量がはんぱじゃありません。
低音が豊かに響き、しかも演奏の各楽器がちゃんと独立してます。
音の分離(って表現でいいのかな?)がしっかりしてますし
生楽器の音色もリアルに感じます。
特にクラシックなどでは、かなりのスケール感が出ます。
音の密度もすごい。

俺の持っているアンプは、PERIDOTもProdino CORE-A55も
共にクリアな音を鳴らすのですが、横濱アンプの音も同様にクリアで
しかも、静と動の表現力が一枚も二枚も上手です。
鋭いアタックにしびれます!
響き余韻などの表現もうまい。
これで低音にキレが出たら凄い事になりそう。

PERIDOTを初めて聴いた時も、音の良さに衝撃をうけたのですが
横浜アンプの音もかなりのインパクトがありました。
大編成のクラシックなんか聴くとすごいです。

ただ、このアンプは録音ソースの音をわりとリアルに再生しますので
録音状態が悪かったりエコーが強めにかかってる曲だと、ちょっと気になります・・・。

PERIDOTの方がエコーを上手くごまかしてくれるというか
聴いていて、あまり気になりませんでした。
この点は、耳エージングでの改善に期待してみます。

まだ、ちょっとしか聴いてないので簡単な第一印象だけ書く予定だったのに
読み返してみると、けっこう書いちゃったなぁ・・・。
詳しいレビューは、もう少し聴き込んでからだんだんと書いていきます。

そうだ、最後に一言。
俺には、客観的にレビューを書くのは無理で
主観で自分の感じたままに書いてます。
あと、横濱アンプと同価格帯のアンプは持ってないので
中価格帯のアンプと比べてどうかってのは、よくわかりません。

しかし、このアンプの音はスゴイなぁ。


*ブログを書くにあたり色々と迷走中。
やっぱり、自分の感じたままを書こうと思いますので
昨日書いた[追記]は削除しました。

ヤフオクでヘッドホンアンプ落札! [横濱音羽製作所]

妻の妨害にあい、ヤフオクでShanling PH-100の落札には失敗しましたが
その後も、チャンスがあればPH-100を落札しようと
ずっとオークションをチェックしていました。

でも、ヤフオクではPH-100以外にも
自作の真空管アンプやディスクリートアンプなど
興味深いヘッドホンアンプが多数出品されてます。

その中でも、とくに興味を引いたのが
ガレージメーカー製のディスクリート方式のヘッドホンアンプでした。

Shanling PH-100のレビューを読んでから、ディスクリートアンプに興味がわき
機会があれば、どんなものか一度は音を聴いてみたいと思っていたので
この2日間、入札するかどうかずっと悩んでました。
最低入札価格の時点でも、ちょっと予算オーバーだったので・・・。
また妻にいやな顔されちゃうし!

でも、この買うかどうか悩むってのは
悩みの中では最上級の贅沢で楽しい悩みですよねー
結局、入札して運良く落札もできました。

メーカー製ではなく、より自作に近いガレージメーカーの製品に決めたのも
ディスクリートアンプなら、オペアンプを使用したアンプに比べ
より製作者の音に対するこだわりが反映されたアンプになるんじゃないか
との根拠のない予測によるものでした。

実際、俺の落札したヘッドホンアンプは
説明文からも音へのこだわりが、ひしひしと感じられました。

本当のところ、真空管とオペアンプ方式とディスクリート回路のアンプでは
どれが一番チューニングの自由度が高いんですかね?

出来れば、これでヘッドホンアンプスパイラルに終止符を打ちたいところですが
次は、このアンプを生かすために専用のDACとかが欲しくなりそう。

あと、真空管アンプやオペアンプを10個ぐらい贅沢に使った大量物資投入アンプなどと
音の違いを聞き比べたいという願望もあるんですが
大量物資投入アンプとかって高そうなので願望のままで終わりそう・・・。

[追記]
CARAT-PERIDOTと今回落札したアンプをつなぐためのピンケーブルですが
オーディオテクニカの1500円ぐらいのケーブルでも買おうと思っているのですが
低価格(←大切)でお勧めのケーブルってなにかありますかね?
2000円未満のケーブルなら、どこのメーカーのを買っても一緒かなぁ。


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